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矢切の渡し

矢切の渡し
江戸時代、幕府は厳しい関所を設置して通行人を取り締まりましたが付近の農民だけ渡船が許されていました。


江戸川の土手

江戸川の土手までやってきました、川の向こうは千葉県松戸市です。
映画『男はつらいよ』の中でもこの土手はオープニングの場面でよく使われていました。

『 矢切の渡し 』の歌碑

土手を降りて川の方へ行きましょう。
矢切の渡し舟着場手前にご存知、作詞: 石本美由起 、作曲: 船村徹 、編曲: 薗広昭 の『 矢切の渡し 』の歌碑が有ります。歌手は細川たかしで大ヒットしましたが私はちあきなおみの歌の方が印象に残っています。(1976/10月にちあきなおみの歌で「酒場川」のB面として、1982年にはA面で発売されました、1983年に細川たかし・瀬川暎子他の競作で発売され、細川たかしがその年のレコード大賞となりました。)


舟が矢切の岸を離れこちらに来ます

舟が矢切の岸を離れこちらに来ますよ。
舟着場に旗が上がっています、あの旗が揚がっている時は渡舟の運行をしている標しです。

のんびり櫂をこいでます

矢切の岸を離れ5分ほどで渡ってきます。
風の強い日や流れの速いときはエンジンで運行するそうですが、今日は穏やかでのんびり櫂をこいでます。

それではのんびりと行きましょう

渡船料金(片道料金)は大人(中学生以上)100円で2才から小学生までは50円です。
お金は船頭さんに直接渡します。それではのんびりと行きましょう。

あっと言う間に矢切の舟着場に着きました

船頭さんにこの渡し舟はどこの経営か伺ったら個人で運航していますとの答え、資料によると以前は官営だったがその後民営となり代々受け継いで運航しているそうです。
今日は風も穏やかで気持ちのいい渡し舟です、しばらくこのまま舟に乗っていたかったのですがあっと言う間に矢切の舟着場に着きました。

矢切の舟着き場にポスター等で良く目にする『 矢切の渡し 』の杭がありました。
向こうに見える岸は柴又側です。

『 矢切の渡し 』の杭

舟着場すぐ脇には小さなお土産やさんがありました。河川敷を歩いて土手の上まで行きましょう。


土手から松戸市側に降りると小説『野菊の墓』の石碑と『野菊のこみち』への道標があります。

『野菊の墓』の石碑 『野菊のこみち』への道標

『野菊の墓』は伊藤左千夫の小説で1906年1月に雑誌『ホトトギス』に発表されました。15才の少年斉藤政夫と2才年上の従姉・民子の淡い恋を描いた左千夫の最初の小説です、この作品の舞台となったのがこの付近で、矢切の渡しが政夫と民子の最後の別れの場になった場所です。
(今回「野菊のこみち」には時間が無かったので行きませんでした。矢切の舟着場から徒歩で20分位で行ける様なのでお時間のある方は行ってみてください。)

手書きの案内板

舟着場まで戻ってきました。手書きの案内板が素朴です。
乗船客がすくない時は自転車も乗れるのですね。ペットも抱ける位の大きさなら良いようです。


矢切の渡し

暫くすると舟がきました、この舟に乗って柴又の方へ戻りましょう。

今日は川の流れも緩やかです、船頭さんも安心してかニコニコしてます。

船頭さん

舟にはワンちゃん

帰りの舟にはワンちゃんが乗ってきました。このワンちゃんこの場所がお気に入りのようです、乗舟客は犬のご主人と私だけなので安心して船長気取りです。

渡しも柴又に着きました。舟を見送ったら私たちもそろそろ家路につくとしましょうか。

船出


寅さんの故郷を訪ねてここまで来ましたが如何でしたか。休日の一日をのんびりぶらりとお散歩するのもいいですよ、お昼には名物のうなぎを食べてお土産には草だんご、と言うのが定番でしょうか。それではお疲れ様でした。