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関門海峡と門司港レトロガイド

関門海峡は本州最西端の山口県下関と九州北端の北九州市門司間の狭い海峡です。

瀬戸内海の西口にあたり、周防灘(すおうなだ)と響灘(ひびきなだ)とを結ぶ、西日本海上交通上もっとも重要な水路です。

最狭部は下関市壇之浦(だんのうら)と北九州市門司(もじ)の和布刈(めかり)との間( 下の写真の場所、関門橋が架けられている所です )で、早鞆ノ瀬戸(はやとものせと)という。幅約650メートル、水深20メートル、潮流最高8ノットで、大潮時には1.6メートルにも及ぶ水位差が生じます。大陸および北九州と阪神とを結ぶ航路が集中し、航路上の難所として知られてます。
2009年10月27日には護衛艦「くらま」と韓国のコンテナ船が衝突したとニュースで聞きました。

それでは1~2時間程度で門司港周辺を周れるコースを案内します。

関門橋

関門橋

その他の写真(1)(2)(3)

関門橋は山口県下関(向こう側)と北九州市門司(手前)間の関門海峡の最狭部に架けられた橋で、中国自動車道と九州自動車道とを連絡する自動車専用道路です。

全長は1068メートル、桁下(けたした)の高さは海面上61メートル、中央径間712メートルで、大型船も楽に通行できます。

門司港レトロ展望台

門司港レトロ展望台

実はこれ、平成11年竣工の門司港に建てられた高さ127mで31階建ての高層マンション「レトロハイマート」です。建設時には景観保全のための裁判の末マンションの幅を狭くして高さを当初の倍にし、なおかつ門司市が最上階を買い取って『門司港レトロ展望台』にするという事で建設されました。
設計は日本を代表する建築家、黒川紀章氏です。

まずは関門海峡を望む雄大な景色を見に展望台に上りましょう。
かつて貿易港として繁栄した門司港は多くの建造物が残り、懐かしい風景があります。展望台から眺めましょう。


レトロな建物と『門司港レトロ展望台
レトロな建物と門司港レトロ展望台

門司港レトロ展望台からの眺め

『門司港レトロ展望台』からの関門橋の眺め
『門司港レトロ展望台』からの関門橋の眺め

展望台は31階で高さは103m、全面ガラス張りです。窓ガラス越しの写真なので少し見にくいですが今日はお天気がいいので視界は極めて良好で遠方まで見渡せます。


『門司港レトロ展望台』からの対岸『 山口県下関市街 』の眺め
『門司港レトロ展望台』からの対岸下関の眺め

海峡を挟んで正面に見えるのは本州の最西端下関の市街地です、この写真の位置で対岸まで1500m位でしょう、海峡の中では比較的広い場所になります。
中央に高い塔が見えますが、あれは『海峡夢タワー』です。1996年完成で、高さ153mの下関港に建つ展望台です。


宮本武蔵佐々木小次郎決闘の島『巌流島』が見えました(写真中央の島)
『門司港レトロ展望台』からの巌流島


巌流島の説明図

言わずと知れた巌流島は剣豪宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘をした島です。

負け知らずと言われた二刀流の達人・宮本武蔵、そして秘剣「燕返し」で名声を集めた佐々木小次郎。吉川英治、村上元三、司馬遼太郎など数々の小説に描かれ一躍有名になった当代の剣豪2名が、 小倉と下関の間に浮かぶ舟島で雌雄を決したのは慶長17年(1612)4月13日のこと。白い砂浜,打ち寄せる波、周囲にめまぐるしく変わる関門の潮流をたたえるこの島にはドラマチックな「決闘のロマン」を感じる事が出来ます。
現在一般に知られている『巌流島』の名は戦いに敗れた佐々木小次郎の号「巌流」に由来しています。明治時代以降、数度の埋め立てが行われ現在の面積は対決当時の約6倍にもなっているそうです。


『門司港レトロ展望台』から眼下に広がる門司港と門司駅
『門司港レトロ展望台』から門司市街

海峡から左のほうに目をやると眼下に見えるのは門司市街です。

写真中央に見える駅は『門司港駅』です。大賞13年に旧門司港駅として開業、左右対称の駅舎はネオ・ルネッサンス様式の木造建築で、昭和63年に鉄道駅舎では初の国の重要文化財に指定されました。

門司港レトロ展望台

左へ目をやると港のすぐ脇(写真中央)に建つ新しい建物は複合商業施設の『 海峡プラザ 』です地元の海産物や雑貨・レストランなどのお店が入っています。帰りにはここでお土産を買っていきましょうか。

門司港レトロ展望台

門司港駅の右側には『 関門海峡ミュージアム 』が見えます。

平成15年にオープンした、関門海峡の過去、現在を五感で感じられるミュージアムです。海峡にまつわる歴史を再現した「海峡歴史回廊」を初め、大正時代の街並みを再現した「海峡レトロ通り」など見所満載です。


港の向こうとすぐ下にはレトロな建物が見えます。

門司港レトロ展望台 門司港レトロ展望台

それではそろそろ降りましょうか。

門司港のレトロな建物

国際友好記念図書館

国際友好記念図書館(展望台のすぐ横に建っています)

帝政ロシアが中国(大連)に建築した東清鉄道オフィスを、北九州市と大連市の友好都市15周年を記念して複製建築したものです。
1階はレストラン、2階は中国・東南アジアの文献を収蔵した図書館、3階は資料室になっています。

裏側から見た写真


旧門司税関

旧門司税関(展望台から道路を挟み100m程の所に建っています)

明治42年(1909)の門司税関発足を機に、明治45年に建てられた煉瓦造り瓦葺平屋構造の建築物。昭和初期まで税関庁舎として使用されました。
1階は休憩所、税関PRコーナー、喫茶室、2階は美術ギャラリーとして使われてます。

港の方から見た建物

 

展望台からも見えましたが、港を挟んで向こうの方にもレトロな建物が建っています

 港の向こうにもレトロな建物が
旧門司三井倶楽部

旧門司三井倶楽部

大正10年(1921)に三井物産の接客・宿泊施設として建設されたもので、翌年にはアインシュタイン夫妻が宿泊しています。
1階はレストランやイベントホール、2階にはアインシュタインメモリアルホールと作家・林芙美子の資料室があります。

旧門司税関

旧大阪商船

八角形の塔屋と鮮やかなオレンジ色の外壁が目印。大正6年(1917)に建てられた大阪商船門司支店を修復したもの。
1階は海峡ロマンホール、2階は「 わたせせいぞうと海のギャラリー 」と門司港アート村ギャラリー「 港のマチエール 」です。


新旧の建物が並んで建つ門司港レトロのシンボルゾーン
レトロな建物と門司港レトロ展望台

明治・大正時代に建てられた建物と、後ろに見える昭和48年完成の関門橋、そして平成に建てられた最新の技術の高層マンションと、門司には新旧の建造物が大切に残されています。

まだまだ色々と見学したい所がありますがそろそろ帰らなくてはいけません、今回廻りきれなかった所は次回と言う事でまたの機会にすることにしましょう、それでは「海峡プラザ」でお土産を買って帰ることにしましょう。