トップページ > 東京散歩 > 葛飾柴又・帝釈天参道(2)


心配そうに振り返る寅さん

帝釈天はすぐそこだよと寅さんが心配そうに見ています。


とらや とらやのポスター

『い志い』の漬物屋さんの斜め向かいが名物草だんごの『とらや』さんです。とらやさんは明治20年「柴又屋」として創業。昭和44年、第一作『男はつらいよ』の映画に使用され、第四作目まで寅さんの実家として撮影が行われました。平成元年、老朽化のため現在の建物に建て替えられました。
映画の中で、寅さんの部屋に通じていた階段が当時のまま今も残っています。・とらやホームページ


朝の参道

とらやさんを後にして先を急ぎましょう、訪問した時間がまだ朝の十時前なので人通りがまばらですが、普段平日でも昼間は観光客ででとても賑います。

朝の参道

参道は、佃煮屋、飴屋、仏壇やなどが軒を並べています。

参道右側、とらやさんの並び6件目にお蕎麦の『やぶ忠』さんがあります。
帝釈天参道店は、比較的新しくオープンしたお店ですが、ガラス張りの店内から通りを見渡せて、待ち時間も楽しませてくれます。店頭では、午前中は手打ちそばを打っているので参道に「トントン・トントン」と鳴り響いています
・やぶ忠ホームページ

お蕎麦の『やぶ忠』さん

うなぎと鯉の川魚料理専門『川千家(かわちや)』さん

やぶ忠さんの斜め向かい、参道左側にうなぎと鯉の川魚料理専門『川千家(かわちや)』さんがあります。寅さん映画以外にも川千家さんは撮影に使われました。・川千家ホームページ

だんご屋の『亀屋本舗』さん

信号から150m(駅から200m余)程の短い参道ですが、途中道が曲がっていたので今まで見えなかった二天門(帝釈天山門)がここまで来ると見えてきました。
右側は山門に一番近いだんご屋の『亀屋本舗』さんです。ここの旧店舗はとらや(くるまや)のモデルになり大船撮影所にセットとして作られたお店です。
・亀屋本舗ホームページ

二天門近く 二天門近く

さあっ、だいぶ帝釈天に近づいてきました、両側にはお土産やさんや仏具のお店などがまだ続いています。門前には露店も出ています。


二天門


二天門(帝釈天山門)左側の梵鐘

帝釈天に入る前に二天門(帝釈天山門)左側の梵鐘を見てきましょう。映画では佐藤蛾次郎演じる寺島源吉(愛称:源公)が夕方になると撞いていた鐘です、撞いた後に必ずカラスが鳴いてましたね。

門前にもどり参道の方を見ると、正面に屋根が赤く見えるのがうなぎの川千家さんです、道がカーブしているのでその先は見えませんんね。

二天門から見た参道

二天門

それでは二天門をくぐり中へ入りましょう。

二天門をくぐって振り返って見ると、歴史を感じる立派な山門です。梵鐘が右奥に見えます。

振り返り見た二天門

帝釈天の『帝釈堂

二天門をくぐり正面に建っているのが葛飾柴又帝釈天の『帝釈堂』です。ここ帝釈天は経栄山題経寺(日蓮宗)と言い、寛永年間(1629)に開基されました。 当山には昔より日蓮聖人御親刻と言われる帝釈天のご本尊が安置されていました、しかし江戸中期の一時所在不明となってしまいました。その後安永八年(1779)の春、本堂改修中の梁上にこのご本尊を見出したそうです。