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杉本寺

神奈川県鎌倉市二階堂 903

杉本寺へのアクセス

鎌倉駅から杉本寺へ行くには、鎌倉駅東口より京浜急行バスで鎌倉霊園正面太刀洗・金沢八景駅行き又は、ハイランド行きで約10分、杉本観音バス停下車で徒歩約1分です。

入口はバス通り(金沢街道)に面していますからすぐ分かります。

鎌倉最古の寺 『 大倉山 杉本寺 』  天台宗  本尊・十一面観音  苔むした参道階段のあるお寺 

杉本寺入口

バスを降りて進行方向に少し進むと左手に『 奉納 十一面杉本観音 』の白旗が立っています。

杉本寺は鎌倉最古の寺であると共に、坂東・鎌倉三十三観音霊場第一番のお寺でもあります。

次の階段を上がった場所には山門がありましたが現在何も建っていません。現在再建復興の予定と言う事です。

他の写真


杉本寺拝観受付付近

拝観受付付近から見上げる『仁王門』です。

拝観料は大人200円です。
この時の拝観券が本堂の中に入る時の拝観券になりますから無くさないようにしてください。

それでは中に入りましょう。階段に気をつけてください。

見上げる仁王門見上げる仁王門

写真クリックで拡大します


仁王門

仁王門少し手前まで来ると門の先に苔むした階段が見えて来ました。

鎌倉幕府が成立する500年も前の奈良時代(天平6年・西暦734)に、公明皇后の御願で行基菩薩が開いたと伝える鎌倉最古のお寺です。
行基は奈良の大仏造営への貢献や貧民救済の社会事業などで知られています。


仁王門「仁王吽形」像

運慶作の

←仁王門左に立つ朱に塗られた「仁王吽形」像


仁王門右側の「仁王阿形」像

仁王門「仁王阿形」像


杉本寺は入口から観音堂までの参道は一直線の階段で結ばれています。中程にある仁王門の所まで数十段とそれほど上がる訳ではないですが、生い茂る木々が音を遮断しているのでしょう、案外静かです。すぐ下にバス通りがあるとはとても思えません。

仁王門で振り返る


見上げれば階段の先に茅葺の観音堂が見えてきました。

苔むした階段


階段は何年も掛けてここまで苔が育ちました。以前、雨が降らない日が続いた季節にこの景観を守るため水を撒いていたのを覚えています。

苔むした階段


苔むした階段

苔の階段手前右側に大蔵弁財天を祀る、弁財天堂があります鳥居の先左には小さいながら弁天池もあります。

大蔵弁財天堂

この苔の階段は現在通行止めですが左側に拝観者用の階段がありますから大丈夫です。
あっ、言い忘れましたが苔の色がこんなに緑色なのは訪問した時期が梅雨時だったからです。季節によっては苔の色が茶色の時もあります。

見上げる苔の階段


苔の階段左の拝観者用階段を上がると茅葺の観音堂脇に出ます。

観音堂

茅葺の観音堂はいかにも鎌倉最古のお寺を感じさせる趣がありますね。 御本尊は観音堂の又その奥に右、恵心僧都御作・中央、慈覚大師御作・左、行基菩薩御作の三体の十一面観音で秘仏として安置されています。ですから暗いのと距離があるのであまりよく見えないのが少々残念です。  参拝者が通常拝観できるのは、観音堂内の運慶作十一面観音他三体の十一面観音で本尊前立として安置されています。

文治5年11月23日の夜、隣家より火災起り、類焼の際、本尊3体が自ら庭内の大杉の下に動いて火を避けたと言うことで、それから杉の本の観音様と呼ばれたと「吾妻鏡」は伝えています。


七地蔵尊

本堂右側に石塔群と七地蔵尊が祀られています。
←一番右にある地蔵尊が身代わり地蔵尊だそうです。

石塔群


「熊野大権現・白山大権現」

「熊野大権現・白山大権現」

本堂右側の一番奥にかわいらしい鳥居が見えます。
鳥居には「熊野大権現・白山大権現」と書かれてあり、奥に茅葺の小さなお堂が建っていました。


鐘楼

観音堂右側の石塔群横には鐘楼が建っています。

鐘楼脇からの観音堂です。→

鐘楼脇から観音堂


鐘楼脇の石塔群後ろからの観音堂です。
ここからそっと観音堂を眺めているとここが鎌倉最古のお寺であると言うことがひしひしと伝わってきます。

石塔群の後ろから観音堂


帰りは鐘楼脇の狭い階段を下りていきます。

金沢街道方面

←鐘楼脇の階段からは金沢街道の金沢方面の町並みが見えます。

階段を道なりに降りてくると仁王門のすぐ脇に出ます。二人の仁王様に見送られながら帰るとしましょう。→

仁王門